防湿ダウンライトの直下を避け、壁や天井で柔らかく反射させると、水面のきらめきが穏やかに広がります。鏡周りは影を作らない面発光、浴槽エリアは眩しさを抑えた間接光。夜は琥珀色、朝は少し白に寄せる二系統。床暖房の温度感と同調させると、身体が心地よさを直感します。スイッチ位置は出入り口で迷わず、濡れた手でも安全に操作できる配慮を。
天井や壁に埋め込むスピーカーは、防湿性能と背面空間の確保が重要。共振を抑える下地と、音漏れ対策の遮音材で、早朝や深夜でも家族に優しい音量が実現します。レインシャワーの雨音と音楽の帯域が重ならないよう、低域を控え、透明感のある中高域を中心に。ファンの騒音値も選定基準に加え、静けさを音の設計から支えましょう。
香りは強さより余韻。エッセンシャルオイルの揮発速度、温湿度の影響、換気量の設定を見合わせ、入浴開始から終わりまで心地よく続くカーブを描きます。換気扇は静音でありながら、湿気を一気に排出できる風量を確保。フィルター清掃のしやすさ、導線上の手の届きやすさも大切。カビや臭いの原因を断つ仕組みを整え、香りは控えめに、空気は潔く。